看護師に求められる癒しのスキル

看護とは、ただ病気を看るだけではありません。患者の身体と心に寄り添い、患者全体を看ることが看護師に求められます。看護師は医師の指示に基づいて、問診や検査、点滴などさまざまなサポートを行うのが業務の基本です。診察に必要なものを事前に準備したり、患者の状態を確認し、患者やその家族に説明したりもします。看護師の業務は多岐にわたるため、柔軟な対応力が求められるでしょう。

看護師の重要な役割として、患者への介助があります。食事や入浴、排泄の介助となどを行い、患者が快適な生活を送れるように尽力するのが特徴です。その際には、そこに癒しを求める患者もいます。同じ介助を行うにしても、無口で事務的にこなすより、笑顔で声かけをしながら介助する方が患者は安心できるでしょう。患者との距離が近いからこそ、患者の変化にすぐ気がつけるのです。看護師は患者の気持ちを理解し、ケアやフォローをすることが必要となります。

病気やケガで苦しんでいる患者は、大なり小なりストレスを抱えている状態です。看護教育の1つに、癒しの看護というものがあり、患者の心身を看護師の立場からサポートすることを学びます。ストレス社会である現代では、癒しが重要視されるようになり、医療現場でもそれが求められているのです。医療機関の役割は病気やケガの治療ですが、それに加えて穏やかで快適な療養生活を送れることも重要です。医療機関では看護師が癒しの役割を担うことが多いため、きめ細やかな配慮が欠かせません。